
工学部オープンキャンパスにてメタバース留学体験!
2022年08月10日 更新
8月6日(土)、山口大学工学部オープンキャンパスにおいて、高校生の皆さんにメタバース留学を体験していただきました。全4セッション、全て満員御礼!猛暑にも関わらず足をお運びいただいた高校生と保護者の皆様、ご来場いただきどうもありがとうございました。当日は、今年1月にメタバース留学をした学生4人のサポートのもと、2004年からこれまで、山口大学工学部から延べ150名程度の学生を派遣してきたイギリス・シェフィールド大学附属語学学校(The University of Sheffield)のDavid先生とライブ中継!その時差、なんと8時間(サマータイム)で、事前打ち合わせも含め現地時間早朝の4時半であるにも関わらず、快くご対応いただきました。体験会の内容は、バーチャル空間での15分の英語レッスンと15分のシェフィールド大学見学やイギリス観光。あたかも現地にいるかのようなワクワクドキドキするような、VRならではの没入感や感動を体感していただけたのではないかと思います。保護者の方には、お子様がVRで体験している映像をミラーリングして、お子様と同じ視点でイギリスを満喫していただきました。
新型コロナウィルス感染症対策のために導入した新しいカタチの留学ですが、山口大学工学部では、今後、メタバース留学を新たな学びのカタチと導入予定です。
【高校生の皆様へ】オープンキャンパスでイギリスVR留学を体験できます!
2022年07月08日 更新
8月6日(土)、山口大学工学部でオープンキャンパスを実施します。この中の工学部企画で、山口大学工学部とイギリスシェフィールド大学附属語学学校をVRで接続し、高校生の皆様には専用のヘッドセットを装着していただき、仮想空間内でのメタバース留学を体験していただけるイベントを準備しております。現地の語学学校の先生が高校生の皆さんを対象にVRでの語学レッスンを受けると共に、VRを使ってイギリスのシェフィールドの街の各所をワープして案内してくださいます。 VR留学って最近聞いたことあるけれど、興味がある、どんなものか体験してみたい!という高校生の皆様、参加してみませんか?参加には事前申し込みが必要で、先着16名となっております。 山口大学工学部では、2022年1月に、コロナ禍において留学できなかった学生の学びを止めないために、イギリス・シェフィールド大学と連携し、メタバース留学を導入しました。メタバースは、。これからの教育現場においても様々な場所において活用され、学びの多様性が広がると信じています。みなさんもこれを機会にぜひ、山口大学工学部オープンキャンパスへお越しいただき、メタバース留学を体験してみませんか?
こちらをクリックしてお申し込みください。
高校生の皆様のお申し込みを楽しみにしています!

イギリスシェフィールド大学

VR留学イメージ
2022年度前期山口大学海外留学支援制度~はばたこう!山口から世界へ~の募集について
2022年05月09日 更新
山口大学では,山口大学基金からの支援により「グローバル化の推進」を進めるにあたり,グローバル社会において活躍できる人材の育成及び本学の国際化・国際競争力強化の観点から本学学生が海外留学する計画を募集します。
採択された派遣学生には留学に係る費用の一部として,支援金を支給します。
募集要項・申請様式等は留学生センターHPからダウンロードしてください。
2022年度前期山口大学海外留学支援制度~はばたこう!山口から世界へ~(IELTS・TOEFL 受験支援は除く)
【 支援の対象となる留学計画 】
2022 年 5 月 1 日~2022 年 10 月 31 日に開始する留学計画であること。
【留学期間】
・語学研修,学部・研究科企画の専門研修,個人企画:実質活動日が 5 日以上,活動時間が 25 時間以上の計画
・国際学会発表:条件なし
【申請要件】
・授業成績(通算GPA)が 2.3 以上あること。ただし,通算GPAがない者は除きます。
・本支援制度(IELTS・TOEFL 受験支援は除く)による支援を受けたことがないこと。(例外有り。詳細は募集要項を確認のこと)
・本学が企画する国際交流活動に積極的に参画する意思がある者。
【工学部締切日】
2022年6月3日(金) ※メール提出
【提出先】
工学教育研究センター企画:工学教育研究センター en305@yamaguchi-u.ac.jp
学生企画:工学部学務課学生係 en302@yamaguchi-u.ac.jp
「VRオンライン留学」がテレビ放映されました
2022年03月28日 更新
「Virtual Reality(仮想現実)を活用したオンライン語学留学」が3月23日(水)「KRYニュースライブ」でテレビ放映されました。
昨今,教育分野などのさまざまな分野での「メタバース」の導入が注目を集めています。工学教育研究センターでは、コロナ禍で留学がかなわない中,「メタバース留学」を留学手段のひとつとして,また英語学習のモチベーション維持に繋がる取り組みとして,いち早く導入しました。教育へのメタバース導入の可能性を追求し,今後は、コロナ禍に留まらず、学びの多様性を尊重した新しいカタチの留学として,VRオンライン留学を提供していきます。興味のある学生は、工学教育研究センター海外派遣支援室へお問い合わせください。

インタビューの様子

David Read/ディビット リード
イギリス・シェフィールド大学附属語学学校(ELTC) / English Language Teaching Centre(ELTC) アカデミックディレクター
David Read インタビュー
Q.1 VRでの指導について率直にどう感じていますか
It’s really enjoyable to teach and learn in VR. Most students feel a little nervous speaking in a foreign language, but VR gives them the opportunity to play a role and become a different character and this means they feel much more confident to speak. Also, it’s much more authentic to have lessons in VR, because you can put students in the situation where they need to use the language, such as a cafe, restaurant or hotel.
VRで教えたり学んだりするのは、本当に楽しいです。ほとんどの学生は外国語で話すことに少し緊張を覚えますが、VRでは役(アバター)を選び、違う人物になることができるので、より自信を持って話すことができます。また、カフェやレストラン、ホテルなどさまざまなシチュエーションに学生を置くことができ、その場面に応じた会話をするため、VRでのレッスンはより本格的なものになります。
Q.2 VRで山口大学の学生たちに教えて手ごたえはありましたか
When I first started teaching in VR, I was a little nervous because it was very different from normal English teaching. It felt almost like I was playing a video game, using the mouse and keyboard to move my avatar around the different locations. However, the software we use from a company called Immerse is really well designed and I learnt it very quickly and now I feel I can organise a VR lesson as easily as a face to face or Zoom lesson.
VRを使った授業を始めた当初は、通常の英語教育とは大きく異なるため、少し緊張しました。マウスとキーボードを使って自分のアバターをさまざまな場所に移動させ、まるでビデオゲームをしているような感覚でした。しかし、Immerseという会社で使っているソフトウェアはとてもよくできていて、すぐに覚えられましたし、今では対面式やズーム式のレッスンと同じくらい簡単にVRレッスンを企画できると感じています。
Q.3 コロナ禍で留学がしづらい学生たちについて教師としてどのように感じていますか。
It was very sad that they didn’t have the opportunity to study abroad, as it’s a great chance to practise language in a real situation and also to meet students and people generally from different cultures. However, it did help many teachers and students become more proficient with technology (such as Zoom and Virtual Reality) and we discovered ways to continue teaching and learning through these tools.
留学は、実際の状況下で言語を練習し、また一般的に異なる文化圏の学生や人々と出会う絶好の機会であるため、留学の機会がなかったことは非常に残念でした。しかし、多くの教員や学生がテクノロジー(Zoomやバーチャルリアリティなど)を習熟するのに役立ち、これらのツールを使って教育や学習を継続する方法を発見することができました。
Q.4 今後の国際的な教育の在り方についてどう考えていますか。
I think we will see more and more use of technologies such as VR to help students experience places and cultures that it would be too expensive or difficult to visit face to face. And as the technology improves the realism of those experiences will improve as well. And in some cases, VR might be used to enhance the study abroad experience. So, for example, students might meet their teachers and explore the city and country they are going to visit in VR first before they travel to the place in person. This can help a lot with cultural adjustment.
今後、VRなどの技術を使って、直接行くには費用がかかりすぎる場所への移動や異文化体験がますます増えていくと思います。 そして、技術の向上とともに、その体験の臨場感も向上していくことでしょう。そして、場合によっては、留学体験をより充実させるためにVRが活用されるかもしれません。例えば、学生が実際にその場所に行く前に、まずVRで先生に会ったり、訪問先の街や国を探検したりするかもしれないわけです。これは、異文化理解や環境への適応に大いに役立ちます。
Virtual Reality(仮想現実)を活用したオンライン語学留学のご案内
2022年03月28日 更新
イギリス・シェフィールド大学附属語学学校 / English Language Teaching Centre(ELTC)では、バーチャルリアリティ(仮想現実)を活用した新しい形の語学留学を実施します。
工学教育研究センターでは、ELTCが実施する「バーチャルリアリティ英語コース」に参加する学生を募集します。
コース期間中、参加者には、VRヘッドセット(Oculus Quest 2)を貸し出しいたします。
【参加対象】 工学部学部1年生~4年生および創成科学研究科(工学系)大学院学生 【募集人数】 5名(募集人数を超えた応募があった場合は,抽選となります。) 【研修期間】 令和4年4月18日~令和4年6月10日の8週間 (月曜・水曜, 週2回, 各1時間×16回) ※時間は日本時間20時~21時 【参加費用】 £250(約41,000円:3月28日時点の為替レート) 【申込締切】 令和4年4月19日(火)12:00 【申込方法】 所属学科,学年,氏名,メールアドレスを明記し,下記メールアドレス宛にお申し込みください。 申込先Email: en305@yamaguchi-u.ac.jp ※申込みのあった学生には、4月19日(火)以降に詳細をお知らせします。 |
~~Virtual Realityのオンライン留学ってどんなもの? ~~
・レストランで料理を注文し、本当にそこにいるような気分になる。
・飛行機に乗って、乗客と話をする。
・公園を散歩して、バスケットボールをする。
・ショッピングセンターで洋服を試着する。
VRで勉強しながら、自分のアバターを選んで、先生や他の生徒とリアルタイムで交流することができます。
バーチャルリアリティ英語コースは、ソーシャルスピーキングと英語に対する自信をつけることにあります。コースでは、ホテル、カフェ、レストラン、公園、魔法学校、無人島、お城など、さまざまなバーチャルロケーションを訪れ、さまざまなシチュエーションで英語を練習します。
VRで勉強したことがない方でも、現地の経験豊富な講師が、仮想世界の中で身の回りのものを動かしたり、対話したりするテクニックを身につけるお手伝いをします。
この機会にぜひ参加してみてください。
【詳細】
Virtual Reality English Course, ELTC(シェフィールド大学附属語学学校HP VR英語コース)
Virtual Reality English Course, ELTC(シェフィールド大学附属語学学校 VR英語コース YouTube)
こちらから動画(ダイジェスト版)を見ることができます。
本件に関する問い合わせ先:
山口大学工学部附属工学教育研究センター
山田・浅川
メール:en305@yamaguchi-u.ac.jp
電話:0836-85-9057/9058
【4月】オークランド大学 オンラインデモレッスンのご案内
2022年03月25日 更新
ニュージーランド・オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) では、毎月1回、無料のデモレッスンを実施しています。
現地語学学校の経験豊富な講師のレッスンを無料で体験することができます。オンライン留学はコロナ禍で確立した、新しいスタイルの留学です。
気軽に始めることができ、生活費、航空券の費用など考えることは一切不要です。
無料で体験できる機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
- Academic English / University Pathways Demo Lesson 大学進学コース
海外の大学への進学を希望する方を対象としたコースです。
日 時 : 2022年4月20日(水)12:30~13:30(日本時間)
参加費 : 無料
参加レベル : 中級者向け (TOEIC 550程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
March: Book an Academic English / University Pathways Demo Lesson
- General English Demo Lesson 一般英語コース
日常生活で必要な英語を伸ばしたい方を対象にしています。本来のコースはレベル別にクラス編成されますが、デモレッスンは初級者のクラスになります。
日 時 : 2022年4月21日(木)12:30~13:30(日本時間)
参加費 : 無 料
参加レベル : 初級者向け (TOEIC 300程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
March: Register for a General English Demo Lesson
デモレッスンについての詳細は、以下オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) ホームページをご覧ください。
Book an English Language Demo Lesson | The University of Auckland English Language Academy
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【VR体験日追加!】Virtual Reality(仮想現実)オンライン留学 体験レッスンのご案内
2022年03月07日 更新
イギリス・シェフィールド大学附属語学学校(ELTC) / English Language Teaching Centre(ELTC)では、バーチャルリアリティ(仮想現実)を活用した新しい形の語学留学を実施しています。
この度、4月以降のレッスンに先駆け、体験レッスン(1時間)を開催します。
体験レッスン参加者には、工学教育研究センターから、VRヘッドセット(Oculus Quest 2)を貸し出します。
VRレッスンではImmerseアプリを使用します。Immerseは、日本・北米・欧州の高校・大学などの教育機関において、さまざまな英語学習プログラムで活用されています。シェフィールド大学大学附属語学学校(ELTC)オリジナルのレッスン構成で、VRの世界がカスタマイズされ、空港やカフェ、レストランなど、さまざまなバーチャルロケーションを探索しながら、英会話力、コミュニケーション能力の向上を図ります。
VRを活用した英会話レッスンに興味のある方、ぜひお申し込みください。
こちらから動画(ダイジェスト版)を見ることができます。
【参加対象】 工学部学部2年生~4年生および創成科学研究科(工学系)博士前期課程に所属する大学院学生 体験レッスン終了後の翌日正午までにVRヘッドセット(Oculus Quest2)を返却できる方に限る 【募集人数】 一回のレッスンにつき6名まで 【体験日程】
【体験費用】 無料 【申込締切】 令和4年3月27日(日)24:00 ※申込期間を延長しました。先着順とし, 定員になり次第, 締め切ります。 【申込方法】 所属学科,学年,氏名,メールアドレスを明記し,下記メールアドレス宛にお申し込みください。 申込先Email: en305@yamaguchi-u.ac.jp |
本件に関する問い合わせ先:
山口大学工学部附属工学教育研究センター
山田・浅川
メール:en305@yamaguchi-u.ac.jp
電話:0836-85-9057/9058
【3月】オークランド大学 オンラインデモレッスンのご案内
2022年03月07日 更新
ニュージーランド・オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) では、毎月1回、無料のデモレッスンを実施しています。
現地語学学校の経験豊富な講師のレッスンを無料で体験することができます。オンライン留学はコロナ禍で確立した、新しいスタイルの留学です。
気軽に始めることができ、生活費、航空券の費用など考えることは一切不要です。
無料で体験できる機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
- Academic English / University Pathways Demo Lesson 大学進学コース
海外の大学への進学を希望する方を対象としたコースです。
日 時 : 2022年3月16日(水)11:30~12:30(日本時間)
参加費 : 無料
参加レベル : 中級者向け (TOEIC 550程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
March: Book an Academic English / University Pathways Demo Lesson
- General English Demo Lesson 一般英語コース
日常生活で必要な英語を伸ばしたい方を対象にしています。本来のコースはレベル別にクラス編成されますが、デモレッスンは初級者のクラスになります。
日 時 : 2022年3月17日(木)11:30~12:30(日本時間)
参加費 : 無 料
参加レベル : 初級者向け (TOEIC 300程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
March: Register for a General English Demo Lesson
デモレッスンについての詳細は、以下オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) ホームページをご覧ください。
Book an English Language Demo Lesson | The University of Auckland English Language Academy
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Virtual Reality(仮想現実)を活用したオンライン語学留学実施中!
2022年02月28日 更新
山口大学工学部附属工学教育研究センターでは,協定校であるEnglish Language Teaching Center, The University of Sheffield(イギリス)と協働し,Virtual Realityを活用したオンライン語学留学を実施しています。VRオンライン語学留学ではVR専用のヘッドセットを着用し,自分のアバターを選んで先生や他の生徒とリアルタイムで交流できます.学生は,日常生活で体験するあらゆるバーチャルロケーションを訪れ,実践的な英語を学習することができます。コロナ禍で海外研修が実施できない状況にありながら,より現実に近い留学の形を再現できるところが,VRオンライン語学留学の魅力です。現在,参加している学生の実況レポートと学生のVRオンライン語学留学の動画(ダイジェスト版)を紹介します。当センターでは,今後も積極的にVRを活用したオンライン語学留学を推進していくと共に,コロナ対策に留まらない,新たな活用法を発掘し,学生の「~したい」をとめない取り組みや支援を行ってまいります。
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実際の授業のイメージ1
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VRオンライン留学 with University of Sheffield 実況レポート
感性デザイン工学科2年 松本莉奈
VRオンライン留学という単語は新鮮で、私の興味を引きました。元々、大学での短期留学を望んでおり、留学については調べてはいましたが、入学当初からコロナの蔓延で、今まで叶わずにいました。しかし、こんな状況でもできることから挑戦したい、と思い模索していた中、出会ったものでした。
オンライン、初めてのVR、少しブランクのある英語、色んな要素が重なり、はじめは緊張で頭が真っ白でした。先生が言っていることを理解することで精一杯でした。生徒4人という少人数である状況は、常に先生の目が行き届いている感じを受け、話を振られることも多く、そこがまた緊張を大きくする要因のひとつでした。しかし、その緊張により、反応の薄い私たちに対しても、先生はとてもにこやかに、丁寧に話しかけてくださいました。私の拙い英語でも意図を汲み取ってくださり、うまく喋れないことを引け目に感じさせないくらい温かく受け入れてもらっています。そのおかげで、授業回数を追うごとに、緊張は解れていき、楽しめるようになりました。プログラム中盤を過ぎた今、この留学を通して感じたことが4つあります。
一つ目は、少人数での授業についてです。4人というこの小さい規模は、先に述べたとおり、初めは私にとってマイナスの要素でした。しかし、今思うのは、プラスのことばかりです。先生との距離が近い、生徒どうしも親しみをもてるようになる、発言の機会を多く持てるなど、自分を見てもらえるからこそ馴染みやすくなり、英語力が上がっているように思います。
二つ目は、授業の構成についてです。1回の授業は1時間です。最初の20分程度はzoomで、残りの40分ではVRを使って仮想現実内で英会話を実践します。zoomでは、初めにアイスブレイクとして先生との簡単な挨拶を交わし、その日何をして過ごしたかなど、自分について話します。授業がスタートすると、まず、前回の復習から入ります。主に、前回学んだ単語やフレーズをクイズ形式で振り返ります。前回使ったスライドと同じものでの復習で、それはDiscordという私たち生徒と先生限定のグループチャットに送ってくださっています。私はそれを授業前に復習し、授業のクイズでそれを思い出して発言できるようにしています。おかげで習得した内容を1回きりで忘れることなく、定着しています。復習のあとは、その日のVRレッスンで実践する授業内容の予習があります。そのキーフレーズを使って練習し、ウォーミングアップをしたところで、VRにうつり、みんなで会話を実践していきます。こうした授業スタイルが、英語に慣れ、積極的に発言するようにさせてくれたと思います。
三つ目は、VR技術の素晴らしさです。私は、今回の留学で初めてVRに触れました。TVやネットで見て、新技術に凄さを感じていたものの、そこまでで終わっていました。しかし今回、実体験をし、VRがもたらしてくれる可能性を身に染みて感じました。VRという3次元の空間が、まるで本当にそこにいるかのように感じさせてくれます。今回のVRオンライン留学は、immerseというアプリケーションを使っていて、アバターを使ってのゲームのような世界ですが、それでさえも、イギリスにいる先生や、自宅にいる生徒のみんなと同じ空間にいるように思えました。これが実際の自分達の姿だったり、外国の景色だったりすると、日本にいながらも現地に留学したかのような気になれるのではないか、とコロナ禍での留学の新しい在り方を発見できた気がしました。私は工学部生ですが、建築専攻で、それ以外は全く無知、VRなどの研究には興味すらなく、むしろ難しそうだなという苦手意識がありました。しかし今回の体験で私の考えは180度回転し、「これはどういう仕組みなんだろう!」「VR技術を使ってできることって他に何があるだろう!」と、もっとVRについて知りたいという好奇心で溢れかえっています。この新たな意欲は、将来の私を変えるかもしれないとまで思っています。
そして、最後4つ目です。英会話の成長です。この言い方をしたのにはこだわりがあって、私はここで各段に英語のレベルが上がったと言っているのではありません。ただ、大きく変わったことがあります。それは、ミスを恐れず発言する積極性を持てるようになったこと、伝えたいことがストレートに英語で思いつかない時、どうにか違う言い回しで伝えようと考えるようになったことです。初めの頃はわからないからと黙ったままでした。しかし段々と、「思ったことを伝えたい!」と思うようになり、自分が覚えている文法と単語でどうにか伝える努力をするようになりました。その結果、簡単な文法と単語でニュアンスは伝わることがわかったし、先生と話すうちにミスをしても恥ずかしいことではないということに気がついてきました。この体験は、英語しか使えない環境に一定期間以上身を置いた人しかできないと実感しています。工学教育研究センターに掲載されている先輩の留学体験記で読んできたようなことを、私もようやく身をもって理解できるようになりました。まだ留学の途中ではありますが、このVR留学は私に新たな気づきを多く与えてくれた、非常に有意義なものになりました。こんな機会を与えてくれた保護者や大学スタッフの皆さんに感謝すると同時に、これからの限られた授業でできるだけ沢山のものを吸収したいと思っています。
【2月】オークランド大学 オンラインデモレッスンのご案内
2022年02月15日 更新
ニュージーランド・オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) では、毎月1回、無料のデモレッスンを実施しています。
現地語学学校の経験豊富な講師のレッスンを無料で体験することができます。オンライン留学はコロナ禍で確立した、新しいスタイルの留学です。
気軽に始めることができ、生活費、航空券の費用など考えることは一切不要です。
無料で体験できる機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
- Academic English / University Pathways Demo Lesson 大学進学コース
海外の大学への進学を希望する方を対象としたコースです。
日 時 : 2022年2月16日(水)11:30~12:30(日本時間)
参加費 : 無料
参加レベル : 中級者向け (TOEIC 550程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
December: Book an Academic English / University Pathways Demo Lesson
- General English Demo Lesson 一般英語コース
日常生活で必要な英語を伸ばしたい方を対象にしています。本来のコースはレベル別にクラス編成されますが、デモレッスンは初級者のクラスになります。
日 時 : 2022年2月17日(木)11:30~12:30(日本時間)
参加費 : 無 料
参加レベル : 初級者向け (TOEIC 300程度)
申し込み方法 : 以下ホームページから申し込みを受け付けています。
December: Register for a General English Demo Lesson
デモレッスンについての詳細は、以下オークランド大学附属語学学校(English Language Academy) ホームページをご覧ください。
Book an English Language Demo Lesson | The University of Auckland English Language Academy
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