海外研修
エンジニアの活躍の場は世界に拡がっています。
みなさんは大学卒業後の進路をどの様に考えていますか。グローバルなエンジニアというと、世界各国に仕事がある企業に就職して、外国で働かない限り、関係がないことと思うかもしれません。しかし、情報技術や交通機関の発展により、世の中はかってない速さで、大きく変わり始めています。
これまで日本のみで事業を行っていた多くの企業や自治体で、将来の成長のため外国へ進出する動きがあります。また、これから日本で働く外国人が増えますので、一緒に働く機会も多くなるでしょう。さらに、外国からやってくる観光客をお客さんとして、みなさんは仕事をするかもしれません。みなさんの働く場所が、日本か外国か関係なく、グローバルなエンジニアとなることが求められています。
グローバルなエンジニアに求められる条件の一つとして、「英語」のコミュニケーション能力が必要なのは言うまでもありません。ただ、いくら英語が上手でも、それだけではグローバルなエンジニアにはなれません。英語と、みなさんが大学で学んでいる「専門知識」を組み合わせて、グローバルなエンジニアになる第一歩を踏み出すことができるのです。
そんなこと急に言われても、どうしたら良いか分からないかもしれません。
山口大学工学部では、欧米、アジアの国々を対象とした語学研修、技術研修である「海外研修プログラム」を多数用意しています。語学研修から始めて、その次のステップとして技術研修を活用することで、グローバルなエンジニアを着実に目指せる様になっています。また、全ての海外研修プログラムを対象とした奨学金も用意しています。
まずは工学教育研究センターを訪ね、留学相談や情報収集をしてはどうでしょうか。
The future starts today, not tomorrow. (未来は明日ではなく、今日から始まる。)
海外研修について
山口大学工学部附属工学教育研究センターでは、語学研修、技術研修BASIC、技術研修ADVANCEDの3タイプの海外研修を実施しています。語学研修では、語学力の向上のみならず、渡航先機関の学生との交流や渡航先の文化を学ぶことも研修に組み込み実施しています。技術研修は、将来的な人的ネットワークの構築を想定し、渡航先機関の学生と協働で専門分野におけるグループワークや研究を行います。