留学体験談 Ⅰ

| 学科・学年 | 創成科学科機械工学系専攻2年 |
| 氏名 | 上野 仁士希 |
| 留学先 | オーストラリア・ウーロンゴン大学 |
| 日程 |
2025年8月18日~9月26日 |
| 期間 | 40日間 |
質問1. ウーロンゴン大学での授業について教えてください
最初にクラス分けがあり、自分に合ったレベルのクラスで授業が始まりました。授業は英会話方式でコミュニケーションを取りながらで、座学という感じではありませんでした。月曜日から金曜日までの週5日間、授業時間は8:30~12:30で1時間休憩の4時間ありました。2週間に1度ほどの頻度で exclusion といって動物園に行ったり、バーベキューをしたりという体験型の授業もありました。オーストラリアの動物の生態やバーベキューの方式や食文化などをこれらの体験型の授業を通して学ぶことが出来ました。また、普段の授業でも教室から出てキャンパスの人にインタビューする授業などもありました。UOWの学生はフレンドリーで楽しみながら質問に答えてくれました。海外での人の接し方や距離感は日本とは大きく異なることを授業を通して学ぶことができ、海外で友人を作る方法も学べたように思います。
質問2. 英語能力は向上しましたか?
英語力は向上したと思っています。特にリスニングとスピーキングにおいて成長を体感しています。大学での講義は文法や発音など多様な分野がありましたが、基本的に英会話でスピーキングをしながらの講義であったため、リスニング、スピーキング能力の向上を感じました。また、放課後には様々なクラブ活動があり、そこでできた友人との会話を通して英会話の感覚をつかむことが出来ました。
友人との会話の始まりは「How are you?」「What did you do?」などテンプレート化することができ、特定の会話を日常的に繰り返すことで、友人との会話、レストランやカフェでの注文などの日常会話をほぼマスターすることが出来ました。
実際に私は私生活で英会話教室に通っているのですが、英会話教室でのクラス分けのレベルがこの6週間を経て大幅に向上しました。TOEICのスコアも自己ベストを更新することが出来ました。しかし、今回の留学を通して何より向上したと感じているのはスコアなどに反映されにくい実践を通しての英会話の感覚です。この感覚が身についたことで、海外の方との会話への抵抗が無くなり自信を身に着けることが出来ました。
質問3. 英語能力以外の今回の留学での成果を教えてください
留学を通して英語力の向上だけでなく、異文化に対する理解も深まりました。私は多くのクラブに参加し、英語に触れ、そこでできた友人と休日を過ごしました。現地の友人と過ごすことで常に英語に触れることができました。大学では約半数の学生がオーストラリア以外の国籍の方でした。そのためいろいろな国籍の方と仲良くなることが出来ました。その中でキリスト教やイスラム教などの宗教を信仰している方とも会いました。これらの出会いを通して宗教に対する理解が深まったように感じています。
また、人と関わるうえで宗教だけでなく文化や習慣も尊重する必要があることを学びました。また、オーストラリアの方々はとても親切でフレンドリーでした。日頃の感謝や挨拶を大切にしている印象で、私自身が困っているときも快く手を差し伸べてくれました。このような姿勢を見習い、日本に帰った今でも挨拶や感謝を言葉に表すこと、困っている人へ手を差し伸べる精神を大切にしようと心掛けており、人間性の面でも成長することができたと思っています。
他にも今回の留学を通して仲良くなった友人とは2ヶ月経った今でも連絡をとっており、日本に遊びに来る計画も立ててくれています。これらのオーストラリアで出会ったすべての人々も留学を通して得られたかけがえのない財産だと思います。
質問4. 今回の留学を今後にどう活かすか、抱負を教えてください
今回の留学を通して、英会話の基礎の部分とイントネーションや感情の出し方など会話の感覚的な部分を養えたと感じています。この能力は会話をするうえで相手に感情を伝えるために重要です。今後仕事などで英語で会話をするときこの能力は活かせると感じています。
しかし、発音やスムーズさに課題は多くあり、これらの習得には地道なトレーニングが必要であることがわかりました。このように英語学習において今の自分に足りていないこととどのように習得すれば良いか知ることができました。
また、英語能力だけでなく多くの国の方々と関わることができ、多くの文化や習慣を学ぶことが出来ました。例えばイスラム教やキリスト教の習慣など日本ではなかなか触れることのできない宗教にも触れることが出来ました。
私は来年からエンジニアとして社会人になります。就職活動を通してエンジニアには英語能力は必要不可欠であることがわかりました。現在は海外の企業と共同でプロジェクトを立ち上げることも多く、コミュニケーションや図面や書類などが英語であることがほとんどだそうです。私も将来は海外でも活躍できるエンジニアを目指しています。そのためにも今回の留学を通して、英会話の基礎能力向上と会話における感覚、他国の人を尊重できる重要な能力を養えたと実感しています。
留学体験談 Ⅱ
| 学科・学年 | 知能工学科 2年 |
| 氏名 | 佐々木 雄太 |
| 留学先 | 英国・三輪精舎、UCL |
| 日程 | 2025年8月20日~2025年9月5日 |
| 期間 | 17日間 |
質問1. 三輪精舎での生活とUCLでの授業について教えてください
まず、最初の5日間は三輪精舎というロンドンにあるお寺で事前研修を行いました。事前研修では、読経を通して両親や周りの人に対して感じた感謝や謝罪の気持ちに素直に向き合ったり、講話を聴いてUCLと長州五傑の歴史についての理解を深めたりすることができました。また三輪精舎の方々は全員日本人だったため、ロンドンでの生活に関する不安や疑問を日本語で気軽に相談することができ、安心感につながりました。三輪精舎での生活は、1日ごとの予定が事前に決められていたため自由時間がたくさんあったわけではありませんでしたが、空いた時間で散歩や買い物に出かけたり、みんなでトランプをして遊んだりと様々なことを学びながらもロンドンでの生活を満喫することができました。私は、三輪精舎での事前研修を通してロンドンでの生活に慣れるだけでなく、自分自身を見つめ直すことができたと感じています。さらにUCLに行く前に改めてUCLと長州五傑との歴史的な関わりに対する理解を深められたので、この事前研修はUCLでの学びをより大きなものにするために必要不可欠だと感じました。
そして三輪精舎での事前研修を終えた後、UCLに活動の場を移して2週間を過ごしました。UCLでは、平日は午前中に授業を受け、午後からは大学内の設備やロンドン周辺の名所を見学したり、現地の学生と交流したりするというスケジュールで過ごしました。午前中の授業では、主にその日の午後に訪れる場所の歴史的背景や関連するテーマについて英語で学び、自分の考えを他の人と共有することで午後の見学をより有意義なものにすることができました。そして午後の活動では、見学としてタワーブリッジやグリニッジ天文台、銀行博物館、科学博物館、UCLの大学図書館や研究室など日ごとに様々な場所を訪れました。さらに、現地の学生とテーマに沿って議論したり、UCLの教員から専門的な講義を受けたりと、通常の授業では得られない貴重な経験をすることもできました。
UCLでの生活は、三輪精舎の時と違い日本語が一切通じない場面が増えたので何をするにも苦労しましたが、英語で現地の人とうまくコミュニケーションがとれると、大きな達成感を感じられました。
質問2. 英語能力は向上しましたか
初めて英語でしかコミュニケーションをとれないような環境に身を置いたことによって、ジェスチャーや言葉の強弱など、どうすれば自分の拙い英語を相手が理解しやすくなるかということを強く意識するようになりました。それによって、英語での表現力や対応力が渡航前と比べてかなり向上したと感じています。また、普段あまり話す機会がないネイティブスピーカーとたくさん会話をしたことで、リスニング力や語彙力も飛躍的に伸ばすことができたと感じています。
実際に帰国して約1か月後に開催されたTOEICのテストを受けてみると、留学前のスコアから170点ほど伸びて、825点という私自身の目標を大幅に超えるスコアをとることができました。これは留学中に英語力が伸びたことはもちろん、留学を通して英語を勉強するモチベーションが向上したことも関係していると感じます。そのため、英語が苦手な人も留学に参加してみることで英語を好きになるきっかけを作ることができると思います。
質問3. 英語能力以外の今回の留学での成果を教えてください
日本とイギリスの文化や価値観の違いについての理解を深めることができたと感じました。特に印象に残っているのは、イギリスで出会った多くの人々が積極的に発言し会話を広げようとしていたことです。日本では他人との衝突を恐れるあまりコミュニケーションにおいて消極的になってしまう人が多く、自分自身にもその傾向があると自覚しているので、今後は改善していきたいと思いました。
また現地の人たちの、私たちの考え方や意見を尊重しようとする姿勢も強く印象に残りました。私たちの考え方を頭ごなしに否定することなく、まず受け止めた上で自分の意見を伝えようとする姿勢に感銘を受けました。
渡航前に、昨年この研修に参加した先輩から積極的に行動しないと得られるものが少なくなってしまうというアドバイスをいただいていたので、留学期間中は普段よりも積極的に外出したり、現地の人と話したりすることを心がけていました。特にUCLでの研修については、授業時間以外は基本自由時間だったので、留学での収穫を最大化するには積極的に行動することがとても大切だと思います。
休日には全員で外出する機会が多かったので、スムーズに移動ができるように目的地までの道のりや乗るべき地下鉄を事前に調べておくように心がけていました。この意識は、集団行動をするうえでとても大切なことだと思うので、これからも進んで下調べをするようにしたいです。
研修時間中には、授業で分からない単語が出てきたらすぐに調べることと、会話中に聞き取れない部分があったらできるだけ聞き返すということを心がけていました。このように、この留学を通して自分自身の語学力や主体性、協調性などを磨くことができました。
質問4. 今回の留学を今後にどう活かすか、抱負を教えてください
今回の留学を経験したことで国際的な舞台で活躍するエンジニアに対する憧れがより強いものになりました。具体的にどの企業でどんな仕事がしたいという夢はまだ持てていませんが、将来を見据えてよりレベルの高い外部の大学院へ進学することや、就活などでアピールできるようにTOEFLのような他の英語資格を取得することに対するモチベーションが向上したと感じています。また、大学生のうちに時間を有効に使ってより多くの国を訪れ、様々な文化や価値観に触れる経験を積みたいとも考えています。
グローバルエンジニアは立場上様々な国や地域の人々と共に働く機会が多いと思います。将来国際的な舞台で活躍するエンジニアになれた際には、今回得ることができた積極性や他を尊重する姿勢といった国際的視点を存分に活かしていきたいと思っています。
留学体験談 Ⅲ
| 学科・学年 | 循環環境工学科3年 |
| 氏名 | 山路 天斗 |
| 留学先 | ベトナム・東部国際大学 |
| 日程 | 2025年2月17日~2025年3月14日 |
| 期間 | 26日間 |
質問1. 東部国際大学での授業について教えてください
平日のスケジュールは7:30~9:30に1コマ目、9:45~11:30に2コマ目の講義の日程でした。講義はベトナムの学生と一緒に受けました。金曜日のみ13:00~14:00にSpeaking class、15:00~16:00にTutor classがありました。Speaking classは留学生だけが受ける先生との英会話クラスで、Tutor classは東部国際大学の学生がチューターとして、英会話をしてくれたり、問題を出してくれるクラスでした。金曜日以外の平日の午後と、週末は自由時間でした。
質問2. 留学時の目標を教えてください
今回の留学では専門分野でコミュニケーション能力を養うという目標がありました。この目標は達成できなかったように感じます。まず、自分の専門を聞かれる場面が多くありましたが、発音が悪いこともあり一回では伝わりませんでした。よって自分が初めにしなければならないことは発音の矯正でした。専門的ではない、将来どこで働きたいかなどの内容を最終週には片言ではあっても話し合えるようになっていたことを考えると、日常会話に関して言えば少し成長できたように感じます。
質問3. 東部国際大学は英語教育に力をいれています。今回の留学で英語力は向上しましたか?
帰国後のTOEICは150点上昇しました。英語を書くことに関しては以前と比べ速くなったと考えます。聞くことや読むことも以前と比べ正確性が向上しました。しかし、話すことに関しては、他の技能と比べ、成長度合いは低かったように感じます。留学期間中、自分は基本的に会話で聞く側に回っており、質問をされれば話すという状態になっていたと思います。自分から質問をしに行かなかったことが今回の大きなミスでした。聞き手にまわり相手の話している内容は理解できていると思うものの、質問が浮かんできませんでした。内容を理解する事に集中しすぎていたことが改善しなければならない点でした。特に内容の理解と質問について考えることを並行して行うことの大切さを学びました。
質問4. ベトナムでの生活はいかがでしたか?
1週目はベトナムの学生と仲良くなっていなかったため交流は少なかったです。でも少しはコミュニケーションを取ることができ、インスタグラムの交換などを行うことができました。また、ベトナムの学生と昼食を食べることも数回ありました。2週目は、比較的仲良くなってきたため、ベトナムの学生のサッカーに参加し多くの学生と仲良くなることができました。それからは一緒にご飯を食べに行く機会も増え、ドミトリーに住んでいる学生と日本人で宴会のような食事会を行うこともありました。ベトナムに住んでいる学生が将来についてどう考えているかを学ぶことができました。
またドミトリーには日系企業のインターン生も住んでいたので、インターン生が学んでいることや海外で働くことの難しさなどを知ることが出来ました。
その縁で駐在員の方に出会い、話を聞かせていただく機会がありました。何のために勉強、仕事、そして研究をしていくかを考え、同じことをするのであっても社会の役に立つという思いで挑戦していくことが必要だと学びました。普段会えないような方との会話は広い視野を身につける助けになりました。
質問5. 今回の留学を今後にどう活かすか、抱負を教えてください
今回の留学で駐在員の方のお話を聞いて、外国の人の役に立てるような仕事をしたいと思うようになりました。将来は海外勤務のある会社に就職し、東南アジアやアフリカ、南米などの国で働きたいです。まずは大学院に行って、修了までにTOEIC800点を取るのが目標です。また、TOEICはリスニングとリーディングだけなので、スピーキングやライティング能力を伸ばすため、オンラインの英会話サービスや、工学部の先生が週に一度開催されている英語の集まりに参加しています。
海外での経験を積むために、工学教育研究センター主催のタイの海外技術研修にも申し込みました。
学生の間に様々な国に行ってその国の文化や住む人の考え方を知ることにより自分の視野を広げ、様々な国の人と一緒に働く語学力やコミュニケーション能力を身に着けたいと思っています。
留学体験談 Ⅳ
| 学科・学年 | 感性デザイン工学科3年 |
| 氏名 | 林 優希 |
| 留学先 | 学部1年生 ニュージーランド・オークランド大学 学部2年生 米国・北アリゾナ大学 学部3年生 タイ・カセサート大学 |
| 日程 | 2024年2月12日~2024年4月5日 2025年2月10日~2025年3月18日(現地2/21~3/8) 2025年8月25日~2025年9月27日 |
質問1. これまで行った留学を教えてください
学部1年生の春には、ニュージーランドのオークランド大学において8週間の語学研修に参加した。続いて、学部2年生の春には、北アリゾナ大学でオンライン研修と現地研修を組み合わせた5週間の語学研修を経験した。さらに、学部3年生の夏には、タイのカセサート大学において5週間の技術研修に参加した。
質問2. 複数回行かれていますが、どのように費用を調達されたのですか?
留学の費用については、毎回JASSOの奨学金(月額7〜11万円)を受給し、大きく助けられた。また、山口大学の「はばたこう奨学金(10万円)」は学部で一度、大学院で一度だけ利用できる制度であるため、学部ではニュージーランドの語学研修の際に使用した。
技術研修は語学研修よりも費用が比較的安く、生活費の多くを奨学金で補うことができたため、経済的な負担を必要以上に気にせずに挑戦できた。
質問3. それぞれの留学での思い出を教えてください
ニュージーランドでは、ホストマザーと過ごした毎日が本当に特別であった。朝起きた瞬間から音楽を流して踊りだす姿や、友達の家で誰かが曲を流すと大人も子どもも一斉に踊りだす光景は、日本ではなかなか見られないほど自由で、まるで映画の一場面のようであった。彼女たちの“楽しむときは全力で楽しむ”“人生を明るく謳歌する”姿勢に触れるうちに、自分も影響を受け、前よりも自然とポジティブになり、小さなことでも楽しめるようになった。
アメリカでは、同年代の学生たちと過ごす時間が本当に“海外キャンパスの青春”そのものだった。お好み焼きを一緒に作って大笑いしたり、ズンバやローラースケートに挑戦したり、グランドキャニオンの雄大さに圧倒されたりと、どの日も鮮やかに胸に残っている。特に、最終日の雪の中でみんなと転げ回って遊んだ時間は、子どものように無邪気になれた忘れられない瞬間であった。英語を使って笑い合いながら過ごした経験は、英語を“話すための勉強”から“人とつながるための道具”へと自然に変えてくれた。
タイでは、どんな予想外の出来事も明るく楽しむタイ人の陽気さが強く心に残った。研究室では英語とタイ語を混ぜながら会話し、仲間たちはいつもフレンドリーで温かかった。停電が起きたときでさえ、学生たちはベランダに出てスマートフォンのライトをつけ、そのまま音楽に合わせて踊り始めたほどである。洗面所でソムタムを作って笑い合ったり、予定が急に変わっても誰も慌てないおおらかな空気に触れ、文化の違いを楽しむ余裕が自然と身についた。
質問4. 語学研修に2回、技術研修に1回参加されてますが、2つの海外研修に複数回参加してよかったと思うことや、これから留学を考えている高校生や在学生にメッセージをお願いします
語学研修と技術研修を合わせて3回経験し、毎回まったく違う成長が得られたことから、「海外に行くたびに、自分の学び方も見える景色も変わっていく」と強く感じた。
語学研修は英語を学ぶカリキュラムが整っているため、受け身でも授業に参加していれば自然と英語に慣れ、友達も作りやすかった。一方で、技術研修は英語を“使うこと”が前提で、さらにタイ語も自分で身につけながらコミュニケーションを取る必要があるため、受け身では何も始まらない。しかしその分、自由度が高く、自分の行動次第で他学科の学生と仲良くなったり、新しい経験を無限に広げられる魅力があった。
1回目の留学では海外生活に慣れるだけで精一杯だったが、2回目には余裕が生まれ、自分から友達を遊びに誘ったり、イベントに飛び込んだりできるようになった。3回目の技術研修では精神的な成長もあり、一人でもいろいろな場所へ行き、自分から新しいつながりを作る力が身についていたと実感した。
これから海外研修を考えている人には、ぜひ一度挑戦してみてほしい。予想外の出来事や新しい価値観に出会うことで、自分の行動力や世界観が大きく変わり、帰る頃には一回り成長した自分に出会えるからである。
質問5. これまでの留学を今後にどう活かすか、抱負を教えてください
これまでの留学を通して身につけた語学力や行動力、そして異文化に柔軟に向き合う姿勢を、今後の学業や進路に生かしていきたい。
語学研修では英語に慣れ、人とつながる楽しさを知り、技術研修では英語とタイ語を組み合わせながら研究を進める経験を通して、海外でも自分の力で動ける自信が生まれた。タイで出会った人々の陽気さやおおらかさに触れ、文化を前向きに受け入れながら学ぶ姿勢も自分の中に根づいたと感じている。これからは、これまでの経験を土台に、もっと多くの国を自分の目で見て、新しい価値観や文化に触れる“冒険”を続けたいと考えている。タイ語の学習も始めたため、これからさらに勉強を続け、またタイを訪れて、現地の人たちともっと深く関われるようになりたい。
留学で得た「自分から動けば世界が広がる」という実感を大切にしながら、これからも積極的に挑戦していくつもりである。
