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TOEIC学習のコツ

Part 1のコツ

確実にスコアを伸ばすには、Part1の写真描写の問題で高得点を先ず狙いたいところです。誰が(who)、どこで(where)、何を(what)しているか?そして、どんな物が写真の中に存在するか?をしっかり把握し、基礎単語習得の準備をしておきましょう。重箱の隅をつつくような物を対象にした文章は述べられませんので、あくまでも抽象的にアプローチしてください。

Part 2のコツ

Part2は、一問一答問題で、いかに日常会話に触れているかが勝敗を分けるパートです。5W1Hの疑問文に対して、疑問詞は何だったか?その疑問詞の求めている究極の情報は何か?を瞬時に判断する練習が必要です。慣用表現を含めた答え方もしっかり学習しておきましょう。

Part 3,4のコツ

Part3,4は長めのパッセージを聞いてそれぞれ3問ずつの質問に答えるという出題形式。ここで重要なのは、問題と問題の間の約10秒間に3問の質問が何であったかを把握しておく必要があります。2人以上が会話に登場するケースもありますので、設問の主語が誰なのか速やかな事前把握が回答を助けるはずです。また、設問と共に簡単な図が挿入されていることがありますが、どの設問に対しての図なのかを事前把握しておくと落ち着いて回答出来る確率は高まるでしょう。

Part 5,6のコツ

Part5,6は、文法・語彙問題。出題パターンが毎回お決まりですので、「品詞選び」「主語動詞の呼応」「代名詞」など毎回出題されるような文法ポイントは得点源に早めに変えていきましょう。

Part 7のコツ

最後のPart7は先ず1つの文書について回答するタイプの設問があり、長文というよりも、広告やメール等が多く、精読しなければ答えられないものでは決してありません。むしろ、500点台を早く狙いたい方は、質問にだけ答えられればいいので、スキャンニングと言って情報のありかをいち早く探す練習をして下さい。英語の問題というよりも、いかに早く見つけられるかという力が試されている問題は多いです。1つの文書での正答率を先ず確実に上げるよう心掛け、複数の文書に対する設問は、時間が許す限り解ければよいくらいの気持ちで臨まれると良いでしょう。

ハイスコアを目指すには

高得点を狙われる方は、心理作戦を使ってみて下さい。TOEICで出題されるようなメールやお知らせの類は、グローバルビジネスでは日常茶飯事目にするものばかりです。自分がいきなり海外勤務になった!あるいは、外資系企業で働くことになった!という状況にバーチャルに身を置いて、実際の仕事だと思って回答してください。仕事なのに何分も1つのメールを理解するのに悩んでいる時間は無くなってしまいます。ある意味、TOEICのPart7への回答は、グローバルビジネス舞台での仕事遂行です。厳しいことを言うと、TOEICのメールが一定時間内に理解出来ないと、実際の仕事に大きな支障が出るであろうという事です。TOEICのリーディングは仕事そのものなのです。また、複数文書への設問の正答率を上げるには、速読力、スキャンニング力、そしてざっくり読んで概要を掴むスキミング力が必要ですので、テクニックだけでは得点は頭打ちになる筈です。英語の総合力がハイスコアを狙うには求められます。ただし、大雑把に複数の文書が何の目的で書かれているかと、設問群のキーワードは読み始める前に把握しておいた方が良いという戦略はPart7のどのような問題でも一般的に共通した要素でしょう。